デザイン思考から”プロセス”を考える

今、デザイン思考を使って、顧客企業の新事業・新サービスの開発の支援を、某システムベンダーとパートナーシップを組んで進めています。

ビズブロックスは、システムベンダーとパートナーシップを組んで顧客企業のご支援をすることも多いのですが、その件はまたの機会にお話しするとして、。

デザイン思考を使った開発の進め方は、ある程度、標準的な進め方はあるのですが、「デザイン思考」そのものは概念でしかなく、「これ!」と言った決められた進め方があるわけではありません。
企業やコンサルティング会社が独自に「デザイン思考」を解釈しながら進めているのですが、ぶっちゃけて言いますと、口でいくら説明しても「分かった」と納得できるものは無いです。
やりながら覚えてもらい、一通りやってみてそのプロセスを経験してもらうと、ようやく「こういうものなんだ」と分かる感じです。
(世界的に有名なデザイン企業IDEOも演習しながら学べるDesign Kitを提供しています)

これまで多くの企業の改革活動の支援をしてきましたが、顧客企業の求めるものは「アウトプット」であって、「プロセス」や検討の進め方に興味を持つ企業はほとんどありません。課題が解決できて、ちゃんとアウトプットさえ出れば、途中の過程は問わないということなのでしょう。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

今、ご支援している顧客企業のメンバーから、こんなコメントがありました。
「この活動をこの場限りにせず、社内にも定着させたい。
 だから、”進め方”についても自分たちが納得しながら活動を進めたい。
 体系的に整理して、自分たちでやれるようにしたい。」


 

ビズブロックスというコンサル会社が他のコンサル会社と違うのは、
『企業自ら、改革活動ができるようにする』
『コンサルタントを使わなくても改革活動ができるようにする』
ことを目指していることです。
だから、改革活動の”プロセス”や検討の過程を納得するまで知っていただきます。

企業が自分たちで改革活動ができるようになってしまうと、ビズブロックスの食い扶持を無くしてしまうことになってしまいます。
でも、それでいいのです。
それが企業にとって一番いいことだと思っています。

将来、もっともっと難しい課題が企業に巻き起こります。
その時にまたビズブロックスにお声かけ頂ければ、お互いに成長できることでしょう。

企業の皆さんにも「プロセス」にこだわって頂ければと思います。

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